bb、小学校から学ぶ

小学校の頃、私は佐々木君と合野口君の隣にいた。佐々木君はアジア系のハーフで合野口君は普通のやんちゃ坊主であった。

正直に言えばその2人と私は性格が合わなかった。その2人はとにかくふざけたり走ったり、小学校低学年特有の頭のイカレ方をしていた。対して私は真面目であったり、臆病であったり、小学校低学年特有の習い事公文教室に通うおとなしい少年だった。

 

学校で数字や漢字を学び、給食を食べると家まで一緒に帰った。単に言えば私が彼らと付き合うことになった理由は家が近いからに他ならない。

その日は三人に加えて美里という少女もいた。早速佐々木君が美里の給食袋を取っておふざけが始まった。それを合野口君に投げる、すると自ずと私にも投げられる。そして私は顔で作り笑いをしながら佐々木君に投げるのであった。

 

今度は合野口君がランドセルからお守りを取った。それは取った勢いに乗って道路の端の用水路の穴へ落ちていってしまった。

そのあと我々は先生に呼ばれ親とともに三者面談をすることになる。私は必死に罪を逃れようとした。「合野口君が勝手にやった。」と言った。

多分権力的に佐々木君とは言わなかったのであろう。結果的に子供の遊びといって片付けられ、三人で謝ってこの件は終わった。

 

この幼き思い出から学ぶことは昔から自分はクズやろうってことですね。その後はきちんと自分の意見を言ったりできるようになりました。